「S2 運用管理 - S2.2 標準付属ツールの使い方(psql)」からの出題です。
man create table;
help create table;
\d create table
\h create table
\h create
※この例題は実際のOSS-DB技術者認定試験とは異なります。
例題公開日:2025年11月13日
psqlはSQLをデータベースに送信し、その結果を表示することができるツールですが、入力された文字列が \(バックスラッシュ)で始まるときは、psqlのメタコマンドとして扱われ、psql内で処理されます。
SQLのヘルプを表示するのは \h というメタコマンドで、\h の後に SQLのコマンド(の一部)を入力することで、そのSQLのヘルプが表示されます。
\h create table とすれば、もちろんCREATE TABLEのヘルプが表示されます。
\h create とするとCREATEから始まる各SQLのヘルプが順次表示されます。
アルファベット順なので、CREATE TABLEはかなり後の方ですが、CREATE TABLEのヘルプを見ることは可能です。
なお、SQLコマンド名は完全である必要はなく、例えば \h create t まででも、CREATE TABLEのヘルプが表示されますし、\h crea でも、CREATE で始まる各SQLのヘルプが表示されます。
選択肢AやBはSQLとして扱われますが、このようなSQLはないので、いずれもシンタックスエラーとなります。
\d はテーブルなどのオブジェクトの定義を表示するのに使用するメタコマンドです。
選択肢Cの場合は create という名前のテーブルの定義を表示しようとします(通常はそのような名前のテーブルはないのでエラーになります)。
したがって正解はDとEです。
例題および解説は、ボランティアをはじめとした協力者によって作成されたものであり、実際の試験問題とは異なります。
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