今回は、Silverの「運用管理 - バックアップ方法(各種バックアップコマンドの使い方)」からの出題です。
スーパーユーザーabcでデータベースに接続する。データベースファイルは上位互換性があるので、PostgreSQL 10の環境でコピーしたファイルをPostgreSQL 11の環境にリストアして使用できる。
データベース内のデータはダンプされない。
ダンプは標準出力に出力される。
テーブルdefがダンプされる。
データベースghiに接続する。
※この例題は実際のOSS-DB技術者認定試験とは異なります。
例題公開日:2019年4月1日
pg_dumpはデータベースのバックアップを作成するユーティリティです。
数多くのオプションがあり、目的に応じて様々なバックアップを作成することができます。
-sはデータ定義のみをダンプし、データをダンプしないオプションです。テーブル定義だけを他のデータベースに移行したい場合などに有効です。
-Uはデータベースに接続するユーザを指定するオプションで、この場合、abcというユーザで接続することになりますが、スーパーユーザーとは限りません。
-fは出力ファイルを指定するオプションで、この場合、defというファイルにダンプ結果が出力されます。-fオプションがなければ、標準出力に出力されます。
コマンドラインの最後に接続先のデータベース名を指定できます。この場合、ghiというデータベースに接続します。
従って、正解はBとEです。
今回の解説について、理解できないポイントがあればどんどん質問をお寄せ下さい。
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