PREPARATION
受験対策

Silverの例題解説「運用管理」(Ver.2.0)

このページではメルマガで紹介した例題のアーカイブを試験のレベルごとにまとめています。
是非、OSS-DBの学習にお役立てください。

修正等により、例題番号が連番ではない場合がございます。あらかじめご了承ください。

[運用管理 - 設定ファイル(pg_hba.confの設定方法)] から

1.80

pg_hba.confファイルには何が記載されているか。正しいものを1つ選びなさい。

  1. データベースクラスタ内に含まれるデータベース名の一覧
  2. データベースユーザの暗号化されたパスワード
  3. データベースに接続するときの認証方式
  4. データベース管理者ユーザのメールアドレス
  5. データベースのログファイルの置き場所となるディレクトリの設定

[運用管理 - 設定ファイル(postgresql.conf:エラー報告とログ取得)] から

1.79

データベースのパフォーマンスについて調べるため、SQL文とその実行に要した時間をログ出力したい。適切な方法を1つ選びなさい。

  1. log_durationをtrueに設定すれば、SQL文と実行に要した時間がログ出力される。
  2. log_min_duration_statementを0に設定すれば、SQL文と実行に要した時間がログ出力される。
  3. log_statementをallに設定すれば、SQL文と実行に要した時間がログ出力される。
  4. log_statement_durationをtrueに設定すれば、SQL文と実行に要した時間がログ出力される。

[運用管理 - 設定ファイル(postgesql.conf、クライアント接続デフォルト)] から

1.78

パラメータ search_path の説明として適切なものを1つ選びなさい。

  1. コマンドが検索されるディレクトリを設定する。
  2. テーブルが作成されるスキーマを設定する。
  3. ビューが作成されるテーブル空間を設定する。
  4. インデックスが検索されるテーブル空間を設定する。
  5. ストアドファンクションが検索されるデータベースを設定する。

[運用管理 - 設定ファイル(postgesql.confの記述方法)] から

1.77

設定ファイルに時間のパラメータを設定するときの説明として正しいものを1つ選びなさい。

  1. パラメータが取る時間の長さの単位(秒、分、時など)はパラメータ毎に固定で決まっているので、値としては数字だけを指定する。単位を指定することはできない。
  2. パラメータの値として '100 ms' とすると、100マイクロ秒を指定したことになる。
  3. パラメータの値として '100 s' とすると、100秒を指定したことになる。
  4. パラメータの値として '10 m' とすると、10分を指定したことになる。
  5. パラメータの値として '1 M' とすると、1ヶ月を指定したことになる。

[運用管理 - インストール方法(データベース管理用コマンドの使い方)] から

1.76

psqlのコマンドプロンプトからALTER TABLEの実行方法を調べるにはどうすれば良いか?

  1. \man alter table
  2. \howto alter table
  3. \describe alter table
  4. \help alter table

[運用管理 - 標準付属ツールの使い方(データベース管理用コマンドの使い方)] から

1.75

createuserコマンドで新規にユーザを作成するときについて、正しい説明を2つ選びなさい。

  1. データベースのサーバプロセスを実行中のユーザと同じユーザアカウントで実行する必要がある。
  2. データベースのサーバプロセスが実行されているのと同じサーバ上のユーザアカウントで実行する必要がある。
  3. データベース上でCREATEROLE権限を持っているユーザに接続可能なユーザアカウントで実行する必要がある。
  4. 新規に作成されるユーザ名は、OS上に存在するユーザアカウント名と同じにする必要がある。
  5. 新規に作成されるユーザ名は、OS上のユーザアカウント名とは無関係に決めて良い。

[運用管理 - インストール方法(データベース管理用コマンドの使い方)] から

1.74

pg_ctlコマンドの説明として、正しいものを3つ選びなさい。

  1. データベースクラスタを新規作成するには pg_ctl initdb を実行する。
  2. データベースを停止するには pg_ctl shutdown を実行する。
  3. データベースを再起動するには pg_ctl restart を実行する。
  4. 起動や停止の対象となるデータベース名を -D オプションで指定する。
  5. 停止時にデータベース接続中のセッションの処理をどうするかを -m オプションで指定する。

[運用管理 - インストール方法(テンプレートデータベース)] から

1.73

テンプレートデータベースに関する説明として誤っているものを1つ選びなさい。

  1. CREATE DATABASEを実行すると、内部的にはテンプレートデータベースの1つがコピーされる。
  2. 使用するテンプレートデータベースを指定しなければ、デフォルトではtemplate1が使用される。
  3. デフォルトでは、データベースクラスタ内に2つのテンプレートデータベースが存在している。
  4. データベースクラスタ内に作成できるテンプレートデータベースの数は最大で5個までである。
  5. データベースがテンプレートデータベースかどうかを設定するフラグがあり、そのフラグが設定されているデータベースは削除(DROP DATABASE)できない。

[運用管理 - インストール方法(データベースクラスタの概念と構造)] から

1.72

PostgreSQLのデータベースクラスタについて、適切な説明を2つ選びなさい。

  1. デフォルトでは、template0とpostgresの2つのデータベースが存在している。
  2. デフォルトでは、template0とtemplate1の2つのデータベースが存在している。
  3. デフォルトでは、template0とtemplate1とpostgresの3つのデータベースが存在している。
  4. データベースtemplate0は削除できない。
  5. データベースpostgresは削除できない。

[運用管理 - インストール方法(initdbコマンドの使い方)] から

1.71

initdbコマンドに関する説明として適切なものを3つ選びなさい。

  1. Linux/Unixではrootユーザで実行する。
  2. 指定のディレクトリにデータベースクラスタが存在していたら、初期化されてしまうので、注意して実行する必要がある。
  3. データベースのデフォルトの文字セットが指定できる。
  4. データベースのデフォルトのロケールが指定できる。
  5. データベースのスーパーユーザのパスワードが設定できる。

[運用管理 - 基本的な運用管理作業(テーブル単位の権限、GRANT/REVOKE)] から

1.70

GRANTにより付与できる権限として、間違っているものを1つ選びなさい。

  1. テーブルの行を検索(SELECT)する権限
  2. テーブルの特定の列を更新(UPDATE)する権限
  3. テーブルのすべての行を削除(DELETE)する権限
  4. テーブルを削除(DROP)する権限
  5. テーブルに関する権限を他のユーザに付与(GRANT)する権限

[運用管理 - 基本的な運用管理作業(情報スキーマとシステムカタログ)] から

1.69

データベース内のテーブルと列に関する情報を格納するシステムカタログについて、正しい説明を1つ選びなさい。

  1. テーブルの情報はpg_tables、列の情報はpg_columnsに格納されている。
  2. テーブルの情報はpg_relations、列の情報はpg_relcolumnsに格納されている。
  3. テーブルの情報はpg_class、列の情報はpg_attributeに格納されている。
  4. テーブルの情報はpg_table_info、列の情報はpg_table_columnsに格納されている。
  5. テーブルの情報はpg_rel_info、列の情報はpg_col_infoに格納されている。

[運用管理 - 基本的な運用管理作業(システム情報関数)] から

1.68

現在のセッションを実行中のユーザ名を取得しようとして、psqlのコマンドプロンプトから
SELECT current_user();
を実行したところ、エラーになった。エラーの原因は何か。

  1. current_user() ではなく、session_user() を使わなければならない。
  2. current_user() ではなく、user() を使わなければならない。
  3. 関数に引数を付けて、SELECT current_user(*); としなければならない。
  4. カッコを付けずに、SELECT current_user; としなければならない。
  5. コマンド自体には問題がないので、サーバに異常が発生していると考えられる。

[運用管理 - 基本的な運用管理作業(自動バキュームの概念と動作)] から

1.67

自動バキュームの説明として適切なものを2つ選びなさい。

  1. 一定時間ごとに自動的にバキュームが実行される。
  2. システムの負荷が低い時に自動的にバキュームが実行される。
  3. 大量のデータの挿入・更新・削除があったテーブルに対して、自動的にバキュームが実行される。
  4. トランザクションIDの周回問題を回避するために、自動的にバキュームが実行される。
  5. バキュームが実行されるタイミングが予測できないため、デフォルトでは実行されないようになっている。

[運用管理 - 基本的な運用管理作業(VACUUM、ANALYZEの目的と使い方)] から

1.66

ANALYZEについて述べたものとして、適切なものを2つ選びなさい。

  1. テーブルがアクセスされる頻度、更新される頻度といった統計情報を取得する。
  2. デフォルトではテーブル全体を解析するため、巨大なテーブルのANALYZEには時間がかかる。
  3. 実行時のパラメータにより、データベース全体、データベース内の特定のテーブルのみ、特定のテーブルの特定の列のみ、などANALYZEの対象を制御できる。
  4. 実行時のパラメータにより、統計情報の取得の目標値を変更できるので、これにより、統計情報の正確さやANALYZEに要する時間を制御できる。
  5. 自動バキュームの実行時に自動的に実行される。

[運用管理 - 基本的な運用管理作業(データベースユーザの追加・削除・変更方法)] から

1.65

データベースを作成する権限のあるユーザfooを追加する方法として適切なものを2つ選びなさい。なお、以下の選択肢で、$はOSのコマンドプロンプト、=>はpsqlのコマンドプロンプトであり、コマンドを実行しているユーザには必要な権限が与えられているものとする。

  1. $ createuser -c foo
  2. $ createuser -d foo
  3. $ createuser -D foo
  4. => create user foo with db;
  5. => create user foo createdb;

[運用管理 - バックアップ方法(COPY文(SQL)、\copyコマンド(psql)の使い方)] から

1.64

テーブルfooの内容をカンマ区切りで標準出力に出力するSQLコマンドとして適切なものを2つ選びなさい。なお、特殊文字などの処理については考えなくてよいものとする。

  1. copy from foo to stdout (format csv);
  2. copy foo to stdout (delimiter ',');
  3. copy stdout from foo format='csv';
  4. copy foo to stdout (format csv);
  5. copy from foo to stdout (delimiter='csv');

[運用管理 - バックアップ方法(ポイントインタイムリカバリ(PITR)の概念と手順)] から

1.63

ポイントインタイムリカバリの手順として、間違っているものを1つ選びなさい。

  1. WALファイルがアーカイブされるようにpostgresql.confを設定する。
  2. pg_dumpコマンドを使用して、ベースバックアップを取得する。
  3. サーバの復旧のため、ベースバックアップをリストアする。
  4. アーカイブしたWALファイルを適用できるようにrecovery.confを設定して、サーバを再起動する。
  5. サーバが復旧したらrecovery.confのファイル名をrecovery.doneなどに変更する。

[運用管理 - バックアップ方法(ファイルシステムレベルのバックアップとリストア)] から

1.62

データベースを構成するファイルシステムを物理的にコピーすることでバックアップを作成したい。
最も適切な記述を1つ選びなさい。

  1. データベースファイルは上位互換性があるので、PostgreSQL 10の環境でコピーしたファイルをPostgreSQL 11の環境にリストアして使用できる。
  2. 例えば、testというテーブルを構成する物理ファイルの名前が10001だったとすると、このファイルを別のデータベース環境にコピーすれば、同じテーブルを使用できる。
  3. pg_dumpで取得する論理バックアップに比べると、ファイルシステムのコピーによるバックアップは一般的に高速である。
  4. pg_dumpで取得する論理バックアップに比べると、ファイルシステムのコピーによるバックアップは一般的にサイズが小さくなる。
  5. バックアップの取得時、データベースは稼働中のままで良い。

[運用管理 - バックアップ方法(各種バックアップコマンドの使い方)] から

1.61

次のコマンドについて正しい説明を2つ選びなさい。

pg_dump -s -U abc -f def ghi

  1. スーパーユーザーabcでデータベースに接続する。データベースファイルは上位互換性があるので、PostgreSQL 10の環境でコピーしたファイルをPostgreSQL 11の環境にリストアして使用できる。
  2. データベース内のデータはダンプされない。
  3. ダンプは標準出力に出力される。
  4. テーブルdefがダンプされる。
  5. データベースghiに接続する。

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