PREPARATION
受験対策

Silverの例題解説「運用管理 - 標準付属ツールの使い方(データベース管理用コマンドの使い方)」

今回は、Silverの「運用管理 - 標準付属ツールの使い方(データベース管理用コマンドの使い方)」からの出題です。

例題

1.75

createuserコマンドで新規にユーザを作成するときについて、正しい説明を2つ選びなさい。

  1. データベースのサーバプロセスを実行中のユーザと同じユーザアカウントで実行する必要がある。

  2. データベースのサーバプロセスが実行されているのと同じサーバ上のユーザアカウントで実行する必要がある。

  3. データベース上でCREATEROLE権限を持っているユーザに接続可能なユーザアカウントで実行する必要がある。

  4. 新規に作成されるユーザ名は、OS上に存在するユーザアカウント名と同じにする必要がある。

  5.  新規に作成されるユーザ名は、OS上のユーザアカウント名とは無関係に決めて良い。

※この例題は実際のOSS-DB技術者認定試験とは異なります。
例題公開日:2017年7月14日

解答と解説

createuserコマンドは、OSのコマンドラインから、PostgreSQLに接続して、新規にデータベースユーザを作成することができるコマンドです。

接続先のデータベースクラスタは、コマンドラインオプションの-h(または--host)と-p(または--port)の組み合わせで指定し、接続時のユーザ名は-U(または--username)で指定します。これらを省略したときには、環境変数などで決まるデフォルト値が使用されます。

接続先のデータベースは、-hオプションで指定したホスト上で動作しておれば良く、必ずしも同じサーバ上でなくてもcreateuserを実行することができます。また、接続するデータベースユーザがスーパーユーザもしくはCREATEROLE権限を持っていれば良いので、必ずしもサーバプロセスと同じユーザで実行する必要はありません。

データベース接続時のユーザ認証の方法は環境によって様々ですが、CREATEROLE権限があるユーザで接続できないことには、createuserコマンドを実行することはできません。

作成するデータベースユーザのユーザ名は、OSのユーザ名とは全く関係なく使用することができます。

従って、正解はCとEです。

今回の解説について、理解できないポイントがあればどんどん質問をお寄せ下さい。
採用になった方にはLPI-Japanオリジナルの記念品を贈呈します。

※試験問題に関わるお問い合わせにつきましては、LPI-Japan事務局ではお応えできませんのでご了解ください。

企業の基幹システムや業務システムでの
OSS-DBの採用がますます拡大している中、
昇格・昇給・就職・転職に必ず役立つ認定資格になります

OSS-DBの受験対策について

受験の学習をサポートする情報や対策に役立つ情報をご紹介

サンプル問題/例題解説

例題 のアーカイブを試験ごとにまとめています。OSS-DB技術者認定試験の学習にお役立てください

学習教材・教育機関のご紹介

OSS-DB認定教材や教育機関について詳しくご説明いたします。

無料技術解説セミナー

受験準備をされていらっしゃる方々を対象に、無料技術解説セミナーの日程をお知らせしています。

OSS-DB道場

受験準備をされていらっしゃる方々を対象に、無料技術解説セミナーの日程をお知らせしています。

LPI-Japan
Platinum Sponsors