今回は、Silverの「運用管理 - 設定ファイル(postgesql.confの記述方法)」からの出題です。
パラメータが取る時間の長さの単位(秒、分、時など)はパラメータ毎に固定で決まっているので、値としては数字だけを指定する。単位を指定することはできない。
パラメータの値として '100 ms' とすると、100マイクロ秒を指定したことになる。
パラメータの値として '100 s' とすると、100秒を指定したことになる。
パラメータの値として '10 m' とすると、10分を指定したことになる。
パラメータの値として '1 M' とすると、1ヶ月を指定したことになる。
※この例題は実際のOSS-DB技術者認定試験とは異なります。
例題公開日:2017年9月19日
時間に関するパラメータでは、パラメータ毎にデフォルトの単位が決まっていて、数値だけを指定した場合はそのデフォルトの単位での値を指定したことになりますが、単位付きの値を指定すると、内部的に単位変換が行われます。
時間の単位には、ミリ秒、秒、分、時、日があり、それぞれ ms, s, min, h, d で指定します。例えば、秒単位で値を指定するparam_secという名前のパラメータがあったとして、
param_sec = 60
と指定するのと、
param_sec = '1 min'
と指定するのは同じ意味になります。
msはミリ秒であって、マイクロ秒ではありません。分の指定はmではなく、minです。月単位の指定はできません。またこれらの単位は大文字と小文字が区別されることにも注意してください。
従って、正解はCです。
今回の解説について、理解できないポイントがあればどんどん質問をお寄せ下さい。
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