PREPARATION
受験対策

Silverの例題解説「運用管理 - 設定ファイル(postgresql.conf:エラー報告とログ取得)」

今回は、Silverの「運用管理 - 設定ファイル(postgresql.conf:エラー報告とログ取得)」からの出題です。

例題

1.79

データベースのパフォーマンスについて調べるため、SQL文とその実行に要した時間をログ出力したい。適切な方法を1つ選びなさい。

  1. log_durationをtrueに設定すれば、SQL文と実行に要した時間がログ出力される。

  2. log_min_duration_statementを0に設定すれば、SQL文と実行に要した時間がログ出力される。

  3. log_statementをallに設定すれば、SQL文と実行に要した時間がログ出力される。

  4. log_statement_durationをtrueに設定すれば、SQL文と実行に要した時間がログ出力される。

※この例題は実際のOSS-DB技術者認定試験とは異なります。
例題公開日:2017年11月13日

解答と解説

PostgreSQLではログ出力に関する様々なパラメータがあり、それをpostgresql.confに設定することで、何をどのような条件のときに出力するかについて細かい制御をすることができます。
log_durationにはtrue/falseの論理値を設定し、trueに設定するとSQL文の実行に要した時間を出力します。ただし、このパラメータだけ設定しても、SQL文自体は出力されません。
log_min_duration_statementには整数値を設定し、指定したミリ秒以上を要したSQL文と実行時間を出力します。0に設定すれば、すべてのSQL文について出力されます。出力しないようにするには、負の値を設定します。
log_statementは実行したSQL文のうち、どの種別のものをログ出力するかについて設定するもので、none, ddl, mod,allなどを指定します。log_durationと組み合わせれば、各SQL文の実行時間がわかりますが、log_statementだけでは実行時間は出力されません。
log_statement_durationというパラメータはありません。

従って、正解はBです。

 

今回の解説について、理解できないポイントがあればどんどん質問をお寄せ下さい。
採用になった方にはLPI-Japanオリジナルの記念品を贈呈します。

※試験問題に関わるお問い合わせにつきましては、LPI-Japan事務局ではお応えできませんのでご了解ください。

企業の基幹システムや業務システムでの
OSS-DBの採用がますます拡大している中、
昇格・昇給・就職・転職に必ず役立つ認定資格になります

OSS-DBの受験対策について

受験の学習をサポートする情報や対策に役立つ情報をご紹介

サンプル問題/例題解説

例題 のアーカイブを試験ごとにまとめています。OSS-DB技術者認定試験の学習にお役立てください

学習教材・教育機関のご紹介

OSS-DB認定教材や教育機関について詳しくご説明いたします。

無料技術解説セミナー

受験準備をされていらっしゃる方々を対象に、無料技術解説セミナーの日程をお知らせしています。

OSS-DB道場

受験準備をされていらっしゃる方々を対象に、無料技術解説セミナーの日程をお知らせしています。

LPI-Japan
Platinum Sponsors